六人目の子_1

6人目の子がうちに来たよ!

この子は、実は自分の中でもっとも古いタルパさんだよ!

 

 

 

というわけで、今回からシリーズです。一回目です。

いつものように誰かと話す内容は少なく、起こった出来事を記載していきます。

具体的には、彼との仲直りの過程を記載します。

 

彼については、こちら(昔いっしょにいた子の話)に、記載があります。

まず、こちらを読んでから、先に進まれることをお奨めします。

 

なお、今回のシリーズ、上記記事は、回想などで自傷行為、暴力行為等を含む可能性があります。

それらが合わない方は、ここから先を読まないでください。

 

なお、ミンミ視点で話を書いています。


自分が知らない世界

 

 

始まりは、とあるガイドやタルパに関連する新しい言葉をミンミが調べていたときのこと。

 

これまた、とあるブログを見つける。

なんでも、ブログ主のタルパの皆さんとの日々をつづった物らしい。

お?自分と同じような方がいるんだな。と興味が出て読み始めた。

 

そこで。

 

ブログ主さんと、2年付き合いのある男のタルパの子が、喧嘩をしていた。

理由は、タルパの子との約束をブログ主さんが忘れてしまったことらしい。

簡単にいうと、ベッドでもみ合っていたわけだ。

特に、タルパの子が、ブログ主さんに自分の感情のまま、行動しているのを読んだ。

 

次の話は読まなかった。

 


 うちの子とのやりとり

 

傷心しつつ、ツイッターを眺める。

すると、「自分の子とのやり取りが、またしやすくなったよ!」とのツイートがあった!

そのツイートから伝わる、喜びや嬉しさ。こっちまで、嬉しくなって、そう返信した。

 

「今までは~だったんですけど、~になってきまして!」といった返信を読んでいると、

うちの子とのやり取りはどうだろう、と思った。

 

確かに普通に話しているけど、俺が理解できない内容は、たまに聞こえなくなるな。

 

そんなことを思っていると、喧嘩していたさっきのブログの内容を思い出す。

喧嘩・・・。俺も、しのぶとしたことがあるな。

本気で腹を殴られた。殴ってるしのぶも、殴られる俺も泣いていた。そんな話。

結局、俺が素直になれないから、『なら、そこまで感情を出せないのなら、出させてやる!』といった話。

しのぶも、まだ若かった頃の話。

 

ブログの喧嘩と、うちの喧嘩。何かが違う。

どちらも、暴力的だし、思いをぶつけてるけど・・・。

 


 お願い

 

考えた結果。

ブログでは、自分の思いを、相手にぶつけるだけだった。「自分が~」と言った自分しか見えてない。

うちの喧嘩は、俺はともかく、しのぶたちは、俺を思って、口を出してくる。

さっきの殴り合いも、結局、俺は泣いて、泣けて、楽になったし、好きに話せるようになった。

方法こそ、よろしくないが俺に再三声かけをして、俺が意地でも変わらなかったので、俺の意地としのぶのこぶしの戦いだったのだ。

 

なぜだろう。

なぜ、そんなにこちらのことを思ってくれるのか。

いろいろ考えたが。

 

俺からお願いしたこと、皆はそれぞれの役割というが、を守ってくれているのでは?と思った。

 

しのぶは、出会ったときの「俺の相談役」という約束

きき婆は、「ただ、話を聴いてほしい」というお願い

レックスは、「家や近所を守ってほしい」という依頼

スーは、「音について教えてほしい」という頼み

水晶は、「俺のハートサンクチュアリを守ってほしい」という希望を伝えた

 

それぞれ、ここはぶれない。

それぞれの役割を、分担するように、俺を守ってくれてる。

ありがたい。ありがとう。

 


 ふと思ったこと

 

 

・・・。

もう一人の俺がいたとき、彼にどんなことをお願いしたんだっけ。

彼は、しのぶの話では、今でも見ててくれるらしい。

あんなことを、したのに。

 

彼にも役割があれば、前のように、ならないだろうか。

 

・・・。

 

よし!なら、彼に会ってみよう。

 

そう思ったとき。

 

作業中の俺の横に、俺と同じ顔、格好のやつが、ふっ、と現れた。

 

「よっ!」